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店頭販促
会社
選び方
店頭販促会社を選ぶ際のポイントは、5W2Hをはっきりとさせ、最終的には販促会社の「コンサル力」で選定すると間違いがありません。そこで今回は店頭販促会社の選び方をまとめましたので、企業選定で迷っている担当者はぜひともチェックしてみてください。
店頭販促用品は、売り場に置けば終わりではありません。例えば電子POPを使う場合でも、どのようなコンテンツを電子POPで流すのか、どのような場所に置くべきなのか、電子POPは既存の什器に設置すべきなのか、それともオーダーメイドの什器にビルドインした状態で制作するべきなのか、あるいは推奨販売やテレビコマーシャルなどと連動させてやるべきなのかなど、大局的な戦略に基づいて導入する必要があります。その意味では、「コンサル力」の優れた、総合的な戦略を一緒になって考えてくれる店頭販促用品の会社を選びたいです。
店頭販促を実施する、さらにはパートナーとなる店頭販促会社を選定するにあたって、クライアント側にも決めておくべき内容が幾つかあります。具体的には店頭販促の5W2H。以下にその詳細をまとめました。
そもそもなぜ店頭販促用品を導入しようと考えているのか、理由を明らかにしなければなりません。来店客の商品滞在時間を伸ばしたいのか、衝動買いを誘発したいのか、商品の知名度やブランディングを向上させたいのかによって、戦略も導入する販促用品も異なってきます。
店頭販促をいつ実施したいのか、どのくらいの期間で実施したいのかによっても、店頭販促業者の選定は変わってきます。店頭販促までの時間が極めて制限されている場合、物理的に対応してもらえる企業は限られてきます。
どこで店頭販促を行いたいのか、その点についても明らかにする必要があります。小売店の売り場でテレビコマーシャルに連動させて電子POPを展開したいのか、公共スペースの大型モニターでイベントに合わせて自社のPR商品のビデオを流したいのかで、パートナーに指名する企業は変わってきます。
店頭販促を誰に行うのか、ターゲットも明確にする必要があります。スーパーマーケットで買い物をしている主婦が対象なのか、特定の業界の専門家が集まる場所で、専門家をターゲットにするのかによっても、店頭販促の内容が変わってきます。
店頭販促の会社に、何を支援してもらいたいのかを事前に明確にしておく必要があります。例えば電子POPを店頭に置きたいとして、小型液晶モニターに流す映像コンテンツ制作までお願いしたいのか、ハードとして小型液晶モニターだけを購入したいのかによっても会社選びは変わってきます。
WhatやWhereと関連していますが、何の商品をどのように店頭販促したいのか、事前に明らかにする必要があります。例えば自社製品のロゴや商品名を全面プリントしたオリジナル紙什器に小型軽量電子POPを取り付けて、専用の金具で売り場の一角に取り付けたいとなれば、オーダーメイドで什器と金具制作を受け付けてくれる業者に依頼する必要があります。
どういった店頭販促を、どの程度の規模で行うかによっても、パートナーとなる店頭販促業者は異なってきます。例えば全国数百店の小売の売り場でオリジナル什器と電子POPを組み合わせた販促用品を展開したいとなると、物理的にも対応可能な企業は絞られてきます。