新商品を売り出すための効果的なプロモーション

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Effect

新商品の
効果的な
プロモーション

新商品のプロモーションを
成功させるためのポイント

新商品を効果的に訴求するためには、プロモーションが必要です。まずはターゲットに認知してもらい、購買意欲を高めることがポイントとなります。コストはかかるけれど伝達速度の速いテレビCMから、中小企業でも可能なSP広告まで、手段もさまざま。サンプリングやデモンストレーションなど、新商品に適したプロモーションもまとめてご紹介します。

新商品を売り出すための
プロモーション活動とは?

プロモーションとは、「製品やサービスへの意識や関心を高めてもらうこと」と「購入意欲をもってもらうこと」を目的としたマーケティング戦略です。狭義ではセールスプロモーション(SP)を指す場合が多いようですが、広告、PR、人的販売なども、プロモーションの一環となります。新商品を売り出す際には、「広告」によって商品の魅力をより多くの人に知ってもらい、「SP」によって購入の動機付けを行うことが効果的なプロモーション活動と言えます。

新商品発売に有効的な
情報伝達手段は?

    

広告は不特定多数に向けた有償の情報伝達手段です。新商品の魅力をより多くの消費者に認知してもらうためには、広告は必要不可欠と言ってもよいでしょう。従来は4マス広告と呼ばれる、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌がメインでしたが、近年ではインターネット広告やプロモーションメディア広告が増えてきました。それぞれの広告媒体の特徴について解説しましょう。

 

テレビCM1

テレビCMは、ブランディング力が高く最もイメージを伝えやすい広告媒体です。全国的に一斉に情報を発信することができ、繰り返し放送することで消費者の記憶に残りやすいことが利点と言えます。伝達速度も速いので、新商品の告知には最適と言えるでしょう。しかし、テレビCMの製作には時間とコストがかかることや、録画視聴によりCMが飛ばされてしまう可能性もあることがデメリットです。

ラジオCM2

ラジオCMのメリットは、放送エリアが分かれているため地域に密着した広告展開ができることや、番組のリスナー層からターゲットを絞りやすいことがあげられます。また制作費はテレビCMの約10分の1であることも利点です。しかし音声だけなので、イメージが伝わりにくく、情報理解度はテレビCMに比べて劣ります。また視聴数が少ないことも欠点と言えるでしょう。

新聞広告3

新聞は信頼度が高いことと、地域の購読者層に合わせた広告を展開できることが利点です。しかしながら、広告媒体価値が1日で終わってしまう点や、新聞を購読率が比較的高い年齢層が多いため、商品によっては広告価値が薄れてしまうことが欠点。また、広告のデザインや色の表現が限られてしまうこともデメリットです。

雑誌広告4

雑誌広告は、写真やイラストなどを多用し自由に表現することができます。読者層によってターゲットが絞りやすいことや、購入すると数度となく読み返すことから広告価値も長期にわたることがメリットです。商品が読者層に合わなければ載せてもらえませんが、掲載されても読み飛ばされてしまう可能性もあります。テレビCMのように、たまたま目にする潜在顧客も生まれません。

SP広告5

交通広告、折込チラシ、DM、フリーペーパーなどをSP広告と言います。SP広告の利点は、インターネットと連携することで現代に合った広告媒体となること。費用対効果がわかりやすく、中小企業でも有効活用することが可能です。 ですが、交通広告は見込み客に直接訴求できず、DMはターゲットの個人情報が必要となります。また、フリーペーパーや折込チラシはターゲットを絞り込めないことが欠点です。また、多くのターゲットをリーチするためにはコストがかかることもデメリットと言えるでしょう。

顧客の購買意欲を高める
セールスプロモーション

セールスプロモーションにはさまざまな手法があります。たとえば、試食や無料サンプルを配布する試用手法、特典サービスを提供するプレミアム手法、クーポンや値引きなどのプライス手法、ポイントカードなどの制度手法など。商品を実際に消費者に使用してもらうサンプリングやモニタリングは、新商品を知ってもらうためには効果的なプロモーションです。また、商品の使い方などを実演するデモンストレーションも、消費者の購買意欲を高めます。

スポットラウンダーによる
売り場づくりも重要

新商品を訴求するうえで、売り場づくりも重要です。全国展開しているような小売店では、新商品の発売時には短期間で売り場のレイアウト変更を行い一斉に立ち上げなければなりません。また、新商品に見合ったPOPやポスター、看板などの設置も必要となるでしょう。こうした業務を請け負うラウンダーは、消費者の購買意欲を高めるためにも高いスキルが求められます。

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