Mystery
ミステリー
ショッパー
総合情報サービス事業の大手として、覆面調査(ミステリーショッパー)も駆使するインテージ。東証一部に上場する業界大手で、他社の類似のサービスとは何が違うのでしょうか? 今回はインテージのミステリーショッパーサービスについてまとめました。
インテージの覆面調査員は登録調査員と呼ばれ、インテージと業務委託契約を交わした人になります。
単に登録者数を誇示するのではなく、専門的な訓練を積んだ少数精鋭の登録調査員が700人所属しています。各業界に精通した専門スタッフが、厳しい視点から小売店の店舗の実態を調査しています。。人数こそ少ないですが、サービスの対象は全国各地に及び、全国のどこの店舗であっても調査が可能となります。インテージの社員は登録調査員に対して教育・研修を行い、自社のミステリーショッパーが主観的な顧客目線を基準に、統一された評価基準で客観的に現場を見て回れるように人材育成を行っています。
また、インテージが総合情報会社の大手ということもあり、覆面調査以外の来店客調査、アンケート調査などさまざまな調査にも登録調査員は携わっています。
調査の専門家として幅広い知識を獲得した登録調査員も数多く在籍していますので、プロの目線を持つ調査員が多いようです。
ミステリーショッパーを現場に複数回派遣し、評価の内容に均質性と客観性を持たせています。事前にクライアントである顧客との間で、最適な評価項目と評価尺度をすり合わせ、その評価基準を持って現場の調査員が活動できるような体制を整えています。改善点の抽出後は、定期的なフォローアップの調査、サービスを向上させるために必要なコンサルティング業務まで引き受けてくれます。
業界大手であるインテージの覆面調査を導入した企業は、各業界に多く存在します。自社スタッフの顧客評価を知りたい、本部のCSに関する決定事項が現場でどれくらい実現されているのか知りたい、通常の顧客満足度調査では見えてこない顧客の不満を知りたいといった場面で、導入されています。