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飲食店を限定にしたモニタープラットフォームとして人気の「ファンくる」とはどういったサービスなのでしょうか? 他社の類似サービスと一味違う、ファンくるについて紹介します。
飲食店向けに特化したファンくるの覆面調査サービスは、「プロ」である覆面調査員を現場に送り込むサービスではありません。「飲食店を安く利用してみたい」という一般の消費者と、「利用者の感想を聞きたい」というお店側のニーズをマッチングさせるプラットフォームになります。ファンくるの運営者が調査員を指導、教育するといった制度はありませんが、クライアントは覆面調査員の性別や年齢などの条件をある程度絞り込めるため、意見を聞きたい顧客から感想を聞けるようになっています。
ファンくるは、全国に3500万人もの会員を抱えています。「ファンくるに掲載された飲食店に行きたい」という調査員(一般消費者)と、「調査員に来て欲しい」というクライアントのニーズをマッチングさせます。調査後は最短3日でクライアントの元にレポートが届きます。レポートに対してはファンくるの運営者からチェックが入っているため、不適切な表現などは含まれていません。同業他社のサービスと比べて、チェックの深みは期待できませんが、一般消費者の声をスピーディーに、格安で手に入れられます。
ファンくるとは、顧客の意見を聞きたい飲食店の側と、お店を手軽に利用したい消費者をマッチングさせる独自のプラットフォームになります。実際に導入した企業においては、どういった事例があるのでしょうか。以下にまとめてみました。
直営店舗とのれん分けした店舗に対して企業の風土を徹底したい。
1年間にわたり直営店舗とのれん分け店舗に調査員を継続的に導入
顧客の声を現場に反映できるようになる。人材の評価に活用すると、従業員のモチベーションアップにもつながった。
全店舗を一律に評価する方法がなかった。顧客の評価や印象も知りたい。
67店舗に2年にわたって継続的に調査員を受け入れ。
レポートの重点ポイントを基にリピーターを作るサービスや商品開発に成功。また、レポート評価の低い部分を1つずつ改善し、店舗全体のレベルアップに成功する。
顧客目線を通じて顧客満足度を改善したい。各店舗の店長とアルバイトの意識を統一させたい。
全店舗に8年3カ月にわたって覆面調査のサービスを導入
1店舗に寄せられる複数のレポートを1つの手段に、客観的な人事評価に成功する。アルバイトスタッフを巻き込んだ、コミュニケーションツールとして活用を開始。