ミステリーショッパーに依頼する際の料金相場

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依頼するときの料金相場

ミステリーショッパーを利用する際、いくらかかるのか不安に感じる方も多いでしょう。ミステリーショッパーを依頼するには覆面調査員の人件費だけでなく、いろいろな費用がかかってきます。ここではミステリーショッパーを依頼するときの料金相場について解説。費用を抑えるためのポイントもご紹介します。

ミステリーショッパーへの依頼料金相場

ミステリーショッパーの費用は依頼する会社によって異なります。Webサイトの料金には初期費用やオプション費用が含まれていないこともしばしば。実際には初期費用と実査費用とオプション費用がかかるため、安いと思って申し込むと痛い目にあうかもしれません。

調査テーマによっても相場は変わってきます。総額を知りたければ見積もりを取るようにしましょう。複数の会社から見積もりを取ることで、適正な価格がわかってきます。

だいたいの費用としては、1店舗あたり2万円~5万円前後が相場です。価格は調査の難易度によっても幅があるもの。たとえば特定の性別・年齢にターゲットを絞った依頼だと、調査スタッフの選定に手間がかかるため高くなりがちです。

ミステリーショッパーへの依頼費用内訳

ミステリーショッパーへの依頼費用にはさまざまな料金が含まれます。それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。

調査票設計費1

ミステリーショッパーに書いてもらう調査票を作成するための費用です。リサーチで何を把握したいのか、どんな調査結果が必要か、話し合って決めていきます。

アンケートひとつとっても、その聞き方や回答方法によって得られる答えは変わってくるもの。アンケートの内容ぐらい自分で用意しようと考えても、それで思ったような答えが得られなければ意味がありません。リサーチ会社なら的確な調査票を作成してくれるでしょう。

スクリーニング費2

調査テーマの対象者を選ぶための費用です。リサーチ会社に登録済みのスタッフから、ミステリーショッパーにふさわしい人物を選定します。ときにはリサーチ会社から募集をかけることも。特定の年齢層や特定の家族構成など、複雑な条件で選定する場合はスクリーニング費も高くなるでしょう。希望するミステリーショッパーの人数によっても大きく左右されます。

データ集計費3

ミステリーショッパーが記入した調査票をもとに、データを集計するための費用です。調査票をパソコンに入力していくための人件費と言い換えても良いかもしれません。調査票の数が多ければ多いほど、集計費も上がります。

また、調査票の回答方法によっても難易度は変化。数字に丸をつけるだけのアンケートなら難易度が低く、集計費も安くなります。一方で記述箇所が多いアンケートや、特定の年齢層ごとに分けて分析したいといった要望があると、集計費は高くつくでしょう。

レポート作成費4

調査結果をそのまま渡されても、その後の経営には活かしづらいはず。調査会社にさらなる分析を依頼し、レポートを作成してもらうことでより詳細な結果を知ることができます。

詳しいレポートを求めると、それだけ費用も高くなる傾向にあるのは当然。しかし、せっかくの調査結果を活かせなければ、ミステリーショッパーを依頼した効果は薄くなってしまいます。データを分析する自信がない場合には、詳細なレポートを求めたほうがベターです。

調査実費5

ミステリーショッパーの派遣にかかるさまざまな費用です。調査員への手当や交通費、飲食費やサービスを受けるための実費がこれにあたります。ミステリーショッパーの人件費になることから、調査費用の大部分を占めることになるでしょう。

高級な店の場合はサービスを受けるための価格も高く、それだけ費用がかかります。交通費を支払うかどうかは選ぶこともできますが、辺鄙な場所だと交通費を支給しないと調査員が集まらないかもしれません。このあたりのことも、よく考えてみてください。

管理費6

打ち合わせのための交通費や電話代など、ミステリーショッパー運営にかかる諸々の費用です。全体の10%と定率で決まっている傾向にあります。しかし、管理費といっても不透明なケースは少なくありません。10%程度であれば問題ありませんが、管理費があまりに高い場合は、何に使っているのか確認してみることをおすすめします。

依頼費用を抑えるコツ

依頼費用を抑えるために効果的な方法は、サンプル数を減らすことです。あまりに少なすぎると分析できませんが、必要以上に多くしても費用がかさむばかり。適正なサンプル数について、複数の会社に相談してみるのが良いでしょう。

調査票の質問数を減らし、シンプルにするのもひとつの方法です。あまりに質問数が多いと、調査員に払う調査費用や、リサーチ会社への集計費がかさみます。こちらも減らしすぎるのは問題ですが、聞きたい設問に絞ったほうが効果的かもしれません。

またレポートでは、詳しい分析まで求めると作成費がかかります。グラフとコメントのみの簡単なものであれば、比較的費用は抑えられるはず。ただし調査費用を削減するあまり、必要な調査結果が得られないのでは本末転倒です。今後の経営に確実に活かしていくためにも、ある程度はコストをかけて詳細なレポートを入手しましょう。

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